2014年3月31日月曜日

僕のこれまで ③大学入学以降(中編)

③大学入学以降(中編)

四年目、僕は研究室に配属されました。他にも環境の変化はあったけど、ここではそれは割愛します。

夏、無事に大学卒業後の進路は決まったのだけれど、今思うと僕はそこで燃え尽きてしまっていたのだと思います。試験に向けて勉強すること自体はそこまで辛くは感じなかったし、むしろ好きな科目だけを勉強すれば良かったので楽しくもありました。だけど、試験に対するプレッシャーはもちろん、僕の場合進路に関して迷いがあったのもあって余計に疲れていたのだと思います。合間を見て友達とちょっとした遠距離旅行に出かけたり、ということはしたのだけれど、常に気が張っている状態でした。心を休める暇と余裕が持てませんでした。

そこから休む間もなく研究は卒業論文に向けて本格化し、連日深夜まで研究は続きました。指導教員(教授ではない)からのプレッシャーは大きく、下手なことをいうと罵倒される環境で、研究室はいつもなにかピリピリしていました。さらに毎週週末にはいろいろと進学に向けた準備とか、他にもいろいろしなければいけないことが重なってしまって心と体を休める日がありませんでした。

そして、とうとう僕の心と体に限界が来ます。朝、起きても何もできない。ベッドから出たくないし食欲も全くない。どうにか気分転換しようと散歩してみても何も変わらないしテレビで好きな番組を見ても少しも楽しくないどころか全く内容が入って来ない。そんな日が続きました。

そして僕は先輩にSOSを出し、教授に自分の状況を話しました。教授は大変な人格者で、僕のことを良く理解して下さいました。そして僕は逃げるように両親と実家に帰りました。



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